地震が起きたらガソリンスタンドへ行こう!という話:この差って何ですか?【2019/02/05】

もし、外出時に地震が起きたらどこへ行きますか?

コンビニ?、駐車場?、鉄骨のビル?

実は、ガソリンスタンドに行くとよいです。

ガソリンスタンドといえば、建物が崩れて爆発しそうなイメージをもっていませんか?

しかし、ガソリンスタンドは、街の建物の中で最も安全なのです。

ガソリンスタンドは、消防法建築基準法の厳しい基準で建築されています。

他の建物よりもはるかに頑丈なのです。

1995年に起きた阪神・淡路大震災の写真を見てみると、

周りの建物がほとんど崩れているなか、ガソリンスタンドはそのままの形で残っています。

地震が起きた時に、ガソリンが爆発するのでは?とも思われそうですが、

ガソリン自体が非常に深い位置に埋められているので、これが爆発することは考えられません。

さらに、ガソリンスタンド全体が「防火壁」で覆われているため、炎が外から入ってくることもないのです。

ちなみに、ガソリンスタンドのなかには、太陽光発電や、貯水設備などを完備した「災害対応型給油所」という場所もあるので、自宅の近くにあるかをチェックしておくとよいです。