もし、外出時に地震が起きたらどこへ行きますか?
コンビニ?、駐車場?、鉄骨のビル?
実は、ガソリンスタンドに行くとよいです。
ガソリンスタンドといえば、建物が崩れて爆発しそうなイメージをもっていませんか?
しかし、ガソリンスタンドは、街の建物の中で最も安全なのです。
ガソリンスタンドは、消防法や建築基準法の厳しい基準で建築されています。
他の建物よりもはるかに頑丈なのです。
1995年に起きた阪神・淡路大震災の写真を見てみると、
周りの建物がほとんど崩れているなか、ガソリンスタンドはそのままの形で残っています。
地震が起きた時に、ガソリンが爆発するのでは?とも思われそうですが、
ガソリン自体が非常に深い位置に埋められているので、これが爆発することは考えられません。
さらに、ガソリンスタンド全体が「防火壁」で覆われているため、炎が外から入ってくることもないのです。
ちなみに、ガソリンスタンドのなかには、太陽光発電や、貯水設備などを完備した「災害対応型給油所」という場所もあるので、自宅の近くにあるかをチェックしておくとよいです。