カセットボンベのリサイクルの話:ソノサキ【2019/02/06】

わたしたちが、日頃使用するカセットボンベ

これをゴミとして捨てた後はどうなるのでしょうか。

群馬県高崎市のごみ処理施設「高浜クリーンセンター」では、

年間約110万本のカセットボンベが処理されています。

現場を見てみると、ある機械が置いてありました。

その名も「安心カンカン」。

この中に、中身の有無にかかわらず、捨てるカセットボンベやスプレー缶をそのまま入れます。

フタを閉めたらスイッチオン!

まずは、機械の中の酸素を抜いて、窒素を注入し、着火を防ぎます。

そして、特殊な破砕歯で、缶を切って潰し中身を出します。

缶を1本ずつ入れると、↓こんな感じ。

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そうして、吐き出されたガスは、空気で約100倍に薄めて外へ放出します。

潰された缶は、プレスされて鉄のブロックになり、製鉄所に売られて、新たな鉄製品に生まれ変わります。