みなさんは、食器を洗う時に、スポンジの「硬い方」と「柔らかい方」どっちで洗いますか?
街の人に聞いてみると、ほとんどの人が「柔らかい方」を使うと答えました。
しかし、実は、このタイプのスポンジは、硬い面で洗うように作られているのです。
国内トップシェアを誇るスリーエムジャパンの方によると、
「硬い面は繊維がランダムに積み重なっているので、汚れをしっかり引っ掛けることができ、簡単に汚れを落とすことができる。」
とのこと。
一般的に、食器洗い用に使用される研磨粒子なしのスポンジは、グラスでも傷つく心配はないといいます。
ではなぜ、柔らかい面があるのでしょうか?
それは、洗剤を泡立てるためにあるということでした。
スポンジの硬い方に洗剤を垂らし、柔らかい方で揉めば、泡立ちやすくなるのです。