場所はブラジル、アマゾンのジャングルで、ザトウクジラの死骸が見つかったそうです。
成長すると、体長約13m、体重30〜40tにもなるザトウクジラ、
今回、発見されたザトウクジラは、体長8mで、まだ子供のクジラと見られています。
ジャングルで発見されただけでも驚きですが、そこは満潮時の水際から15mも離れた場所だったのです。
さらに驚いたことに、2月のこの時期、ザトウクジラは、エサが豊富な南極周辺に生息しているはずですが、約8,000kmも北上したアマゾンにいたのです。
なぜ、南極周辺ではなく、アマゾンにいた?
・親とはぐれた可能性があります。クジラというのは、子供は生まれてから1年ほど親と一緒に行動するのですが、途中ではぐれて迷い込んでしまったのではないか?
・親から独り立ちしたばかりで迷い込んでしまったのではないか?
なぜ、水際から15mも離れた所にいた?
・自力で移動するのは不可能
・子供のザトウクジラとはいえ、10tあるので誰かが移動させるのは不可能
一番考えられるのは、高潮などで流された可能性が高い。
この時期(2,3月)のアマゾンは雨季で、通常は1m未満の水深ですが、雨季で高潮になると4mほどになり、陸地も水没してしまうこともあるので、それで流されてきた可能性がある。
クジラの周りには流木がたくさんあるので、その可能性は高い。
なぜ、仰向けになっている?
・死んでから打ち上げられた可能性が高い