なぜ大阪と京都だけ「府」なの?という話がありました。
江戸幕府直轄地のうち、町奉行所を設置していた場所が、大政奉還後「府」となった。
もともと「府」は、全国に10か所ありました。
(ちなみに「県」は主に藩の支配地)
1869年、「大阪・京都・東京以外は、府と呼ばない」との内容の太政官布告が発令。
他と「別格扱い」する意味で「府」の呼称となった。
行政の中心「東京」、経済の中心「大阪」、天皇が住まう「京都」。
1943年、東京府と東京市が廃止され「東京都」が誕生。
大阪と京都のみが「府」を引き継いでいる。