依頼内容
わが家の恐怖の食器を調査してください。25年くらい前に頂いた5枚組のかわいい平皿です。ところがこの皿に食べ物を載せてレンジで温め、取り出そうとすると触ることができないほど、この世のものとは思えないくらいに熱くなります。載せた食べ物は普通に温かいのですが、下だけ地獄の皿と化すのです。
どういうことなのでしょう。勇敢で丈夫な探偵さんに調査願います。
調査開始
見た目は普通のお皿。
試しに、黄色い皿に「ひら天」を載せて、レンジで1分間温めてみると、
お皿が持てないくらい熱くなっていました。
次に、青い皿に「ハンバーガー」を載せて温めてみると、とくに熱くなく持てました。
次に、黄色い皿に「ハンバーガー」を載せて温めてみると、またお皿が持てないくらい熱くなっていました。
次に、青い皿に「ひら天」を載せて温めてみると、今度は熱い部分とそうでもない部分がありました。
銀シャリの橋本探偵曰く、熱い部分は「100度のお湯に指を突っ込んでいるくらい熱い」といいます。
今度は、電子レンジを変えて検証するため、ご近所さんのところへ。
ここでも、お皿はとても熱くなっていましたが、ご近所さんのこの男性は、なぜか大丈夫で普通にこの皿が持てました。
男性は調理師という仕事柄、てんぷらを調理する時も、油の中に指を入れることがあるのだとか。
親指を見てみると、確かに分厚いです。
その調理師の男性がいうには、
お皿のフチの金属の塗装部分に熱が発生するので、金属塗装の器は電子レンジでは使用不可
とのことです。
使用すると、火事になることもあるのでご注意ください、という話でした。