依頼内容
23年間あまりにも不思議で、ずっと頭を悩ませてきたことがあります。
我が家は道路から玄関までタイル張りの階段があります。
阪神大震災以前は全く問題なかったのですが、その日以降、階段の1段だけが低くなったのです。
不思議に思い、一度、建築関係の人に見てもらったのですが、
周りに何のズレもないので、この階段の高さは家を建てた時からのものですよ、と言われました。
全く納得がいきませんでしたが、つい先日、証拠となる写真が見つかりましたので、依頼させていただきます。
とにかく1度見に来て頂きたいのです。長年のモヤモヤを解決してください。
調査開始
こちらが、依頼者宅の階段。
道路から門扉を入って上がった所に小さな踊り場があり、
そこから左に上がった2段目が問題の階段。
宅配の人などは、階段を降りるときにつまずかないように気をつけないといけない状態。
問題の階段の部分は、他と比べてタイルが半分ない。
均等にタイル1枚半の高さになっているがそこだけおかしい。
しかし、証拠となる、震災前と震災後の写真を見ると、明らかに変わっているのがわかる。
( ← 震災前 | 震災後 → )
これは、2段目から上が全部下がったのか?、1段目が上がったのか?
ここで登場した専門の中居工務店さんによると、
階段部分の地盤は、その手前の擁壁部分の地盤に比べると緩い。
左側の壁を見てみると、水平が保たれておらず、60cmで約2cm傾いてる。
地盤が緩いこの↓色付きの部分がまとまってズレ落ちたという結論に至りました。
階段が下がるということはよくあるが、ただここのように割れ目もなくスッと下がって、2段目以降がそのまま残っているというのは珍しいそうです。
階段だけが落ちたというよりは、階段の横の壁ごと2段目から上が落ちているということでした。