気象学者の日下博幸 先生が、気圧の話をしていました。

見えない大気を見る: 身近な天気から、未来の気候まで (くもんジュニアサイエンス)
- 作者: 日下博幸
- 出版社/メーカー: くもん出版
- 発売日: 2016/11/17
- メディア: 単行本
「空気」にも、椅子や机などと同じように物質なので「重さ」がある。
標準的な空気の重さは、1平方センチメートルの中で、1.03kg(気圧が1013hPaのとき)。
例えば、頭の周りが10cm × 20 cm ぐらいと考えてみると、
人の頭には、200kgの空気の重さがかかっていることになる。
この空気の重さによる圧力が、気圧(大気圧)。
乗っている空気が少ないほど気圧は低くなる。
そのため、標高0mの所に比べて、富士山やエベレストの山頂などのように、高い所にいけばいくほど、気圧が下がる。
これは、空気を水で考えるとよりわかりやすくなる。