岩手のスポーツ「ロックハンドバトル」の話です。
これは、2016年に、スポーツ推進を目的に誕生した新競技です。
この地域に悪い鬼がいて、神様はその鬼を捕えて大きい岩に縛り付けました。
鬼は「もうここで悪さをしないよ」と言って、手形を残して去っていきました。
そんな話がありました。
盛岡市の三ツ石神社には、鬼が手形を押したとされる岩があり、
「岩にある手」で、岩手の県名の由来ともいわれています(※諸説あり)。
その岩の手で戦うので「ロックハンドバトル」というわけです。
重さは10kg。
ルールは、このロックハンドを40秒間ぶつけ合い、磁石で付けた16個の相手の「岩」を多く落とした方が勝ちとなります。
ちなみに、女性や子どもが手軽に楽しめるように、
ビニールのような軽い素材で作った岩の手もあります。