これからの行楽シーズンに、盛り上がるのが「バーベキュー」。
しかし、このバーベキューが近年、全国的に問題になっています。
各地域で、バーベキューを規制する所も出てきています。
その原因の1つになっているのが、使用済みの「木炭」の放置。
兵庫県西宮市の御前浜公園では、砂浜に木炭を放置する人が続出。
砂浜には、捨てられたとみられる大きな木炭がいくつも落ちていました。
木材が由来なので分解されるというふうに考えている人も多いですが、
炭そのものは炭素、元素という安定した物質なので、それが将来的に分解されることはありません。
木炭は微生物などによって分解されないため土に還ることはないのです。
中には、木炭を砂の中に埋めたり、
周りから見えづらい草むらに捨てたりするケースもありました。
バーベキューをした後の木炭は、設置してある炭捨て場に捨てるか、持ち帰りましょう。