ビックカメラの電子棚札の話:WBS【2019/05/21】

ビックカメラ町田店では、「電子棚札」を導入していました。

商品の価格を表示する電子棚札。

こちらの店舗では、約10万点のすべての商品に電子棚札を導入。

大型家電はもちろん、100円均一の商品の1つ1つにまで電子棚札を付ける徹底ぶり。

この電子棚札の最大の特徴は、遠隔操作で表示価格が変えられること。

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今までは、値段が紙に書かれていたので、機能表などと一緒にすべて変えなければいけなかったが、紙のコストやインク代も一切かからなくなったという。

一方、電子棚札を導入していない店舗で商品価格を変更する場合、

本部から送られてくる商品の価格データを紙に印刷。

さらにそれぞれの値札の大きさに切って、今まで付いていた値札と差し替える作業が必要。

数百から多い時はそれ以上の件数が毎日時間ごとに発生しているので、

全部変えるとなると、1日で3〜4時間くらい費やしていた。

ネット通販の普及で家電の価格を比較しやすくなったことから、消費者の価格に対する目はさらに厳しくなっている。

ビックカメラは自社でもネット通販を展開。

ネットの価格は競合と対抗するために、常に変更。

そのネットの価格をリアルな店舗でも時間差なく反映するために、この電子棚札を導入。

さらに、商品の取り置きサービスでも活躍。

客がネットで取り置きを依頼した商品をLEDで教えてくれる。

たくさんの商品の中でも、商品電子棚札の1つが光るので、すぐに見つけることができる。