先週土曜日のサッカーの試合での話、
オランダ4部リーグの ハルケマセ VS フーク 戦で、ハプニングが起きました。
後半、ゴール前での混戦で、主審がまるでハルケマセのディフェンスのようにゴール近くに駆け寄っていった。
そして、なんと、その主審が最後にゴールを決めたのです。
↓こんな感じ。
これは、得点となるのでしょうか?
国際サッカー評議会制定のサッカー規則を見てみると、
第9条 ボールインプレーおよびアウトオブプレー
(ボールがゴールライン または タッチラインを完全に越えた、主審がプレーを停止した以外は)ボールは審判員、ゴールポスト、クロスバー、コーナーフラッグポストから跳ね返って競技のフィールド内にある場合も含めてつねにインプレーである。
つまり、審判員にボールが当たってもプレーは続行。
このままでは、まずいということで、
2019年/20年の競技規則改正(2019年6月1日より適用開始)
ボールが主審(またはその他の審判員)に当たりゴールに入ったり、攻守が変わったり、あるいはそれにより新たな攻撃が始まった場合、最後に触れた競技者にボールがドロップされ再開。
となった。
今回のようなケースでは、最後に触れたのが、ペナルティエリア内だったため、守備側チームのゴールキーパーにドロップされる。
ところが、試合当時はまだ5月で、新ルールが適用開始される6月1日になっていなかったため、今回は得点となった。