サッカーの審判が蹴ったボールがゴールに入り得点になった!という話:ひるおび!【2019/05/27】

先週土曜日のサッカーの試合での話、

オランダ4部リーグの ハルケマセ VS フーク 戦で、ハプニングが起きました。

後半、ゴール前での混戦で、主審がまるでハルケマセのディフェンスのようにゴール近くに駆け寄っていった。

そして、なんと、その主審が最後にゴールを決めたのです。

↓こんな感じ。

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これは、得点となるのでしょうか?

国際サッカー評議会制定のサッカー規則を見てみると、

第9条 ボールインプレーおよびアウトオブプレー
 
(ボールがゴールライン または タッチラインを完全に越えた、主審がプレーを停止した以外は)ボールは審判員、ゴールポスト、クロスバー、コーナーフラッグポストから跳ね返って競技のフィールド内にある場合も含めてつねにインプレーである。

つまり、審判員にボールが当たってもプレーは続行

このままでは、まずいということで、

2019年/20年の競技規則改正(2019年6月1日より適用開始)
 
ボールが主審(またはその他の審判員)に当たりゴールに入ったり、攻守が変わったり、あるいはそれにより新たな攻撃が始まった場合、最後に触れた競技者にボールがドロップされ再開。

となった。

今回のようなケースでは、最後に触れたのが、ペナルティエリア内だったため、守備側チームのゴールキーパーにドロップされる。

ところが、試合当時はまだ5月で、新ルールが適用開始される6月1日になっていなかったため、今回は得点となった。