フルーツグラノーラなどのシリアルを簡単に混ぜたい場合は、
袋をそのまま縦にして振るよりも、
横向きにして、振るとよいです。
いったい、その理由はなんでしょうか?
東京理科大学の川村康文教授によると、「ブラジルナッツ効果」が起こるからなのだそうです。
世界一わかりやすい物理学入門 これ1冊で完全マスター! (KS物理専門書)
- 作者: 川村康文
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2019/01/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
ブラジルナッツ効果とは、
振動を与える事で小さい粒が、大きい粒の間をすり抜け底に溜まること。
その名前の由来は他のナッツよりも大きく、ミックスナッツにすると一番上にくるからなのだとか。
シリアルの場合、粒がドライフルーツよりも小さいので、
そのまま袋を縦向きで振ると、小さい粒が下に溜まってしまうのです。
しかし、横向きにして振ると、
袋の出口に色々な大きさの粒が集まるため、
具材を均等な割合で出すことができるのです。