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ニワトリの卵はなぜあの形なのか?:チコちゃんに叱られる!【2019/05/31】

ニワトリの卵といえば、なぜあの形なのでしょうか?

この謎は、ギリシャの哲学者アリストテレスや、デカルトなど名だたる偉人たちがこの謎に挑み、いまだに議論の的となっています。

そんな中、1979年、日本の学者が画期的な論文を発表。

その論文を発表したのが、ものの形を研究する数学者、西山豊さん。

卵はなぜ卵形か―生活の中に数理を見る

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  • 作者: 西山豊
  • 出版社/メーカー: 日本評論社
  • 発売日: 1986/06
  • メディア: 単行本

彼によると、ニワトリのたまごがこの形なのは「転がらないため」だといいます。

もし、卵がビー玉のように丸いと、坂を真っ直ぐに転げ落ちます。

一方、卵を置くと、細く尖った方が地面に向かって傾きます。

極端に言えば、円すいのような状態。

そのため、振り子のように転がり、傾いた場所でも転がり落ちません。

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数式で書くと、↓こんな感じ。

たまごが転がらないと、どんなメリットがあるのでしょうか?

親鳥はヒナを卵でかえします。

この形であるため、転がっても、自分のヒナをかえす場所から遠くに行かずに、親鳥の範囲内で止まります。

ニワトリ以外の卵はどうでしょうか?

ペンギンの場合は、不安定な場所で卵を温めることが多いため、ニワトリの卵よりも尖っています。

そのため、転がってもさらに近い範囲でとどまります。

さらに尖っているのが、ウミガラスの卵。

彼らは崖の上に巣を作ります。

このように、不安定な所で産み落とされる鳥のたまごは、転がらないように先が尖っていると推測できます(※諸説あります)。

一方、カメのたまごは楕円形で、非常に転がりやすいです。

カメは穴の中にたまごを産むのと、たまごを温める習性もないので、親から離れても問題ないからだといいます。

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