くるぶしの出っ張りは何のためにあるの?という話がありました。
実は、くるぶしは骨が成長する部分です。
整形外科医の 戸田佳孝 先生によると、
くるぶしはヒザから伸びている長い骨の端っこが大きくなっている部分。
実は、骨というのは、全体が伸びているわけでも、端っこが伸びているわけでもなく、
骨の端の少し手前の部分、この部分が成長しているのです。
足首でいうとちょうどくるぶしの部分が、縦にも横にも成長している。
骨の端が大きい理由は、このように骨の成長の仕方が関係しているから。
そして、なぜ、くるぶしが出っ張っているかというと、
くるぶしがあることによって、足首がこれ以上外側に曲がらないようにストッパーの役目を果たしている。
もし、このストッパーのくるぶしをなくしてしまうと、いくらでも横に動いてしまいます。
一生捻挫ということになります。
そんなくるぶしは、足首以外にもあります。
手首、ヒジ、ヒザ の横にある出っ張りなども全部くるぶしです。