こちらは、よく見かける普通の自動販売機。
しかし、生茶の見本のボトルをよく見てみると、
ボトルの穴の向こうに、小型カメラがありました。
これが防犯カメラの役割を果たしているといいます。
これはキリンビバレッジが、西新井警察署より防犯カメラの設置台数を増やすため相談を受け、小型カメラの開発に至ったといいます。
その名も「みまもり自動販売機」。
この生茶防犯カメラの大きなメリットは、設置する高さ。
高い位置に設置された従来のカメラでは、顔が認識できないことが多いという問題が。
そこで、ボトルの高さにカメラを置くことで、顔をより鮮明に撮影することが可能になったのです。
さらに「生茶」であることにも理由がありました。
生茶は定番商品のため入れ替えが少なく、防犯カメラを再設置する必要がほぼありません。
その上、ボトルが透明な水や炭酸飲料などの容器だと、中のカメラが見えてしまい、お客さんに威圧感を与えてしまうのです。
現在、東京都足立区には、22台のみまもり自動販売機を設置しており、今後も順次増設していくということです。