生茶に防犯カメラ!?「みまもり自動販売機」の話:初耳学【2019/06/16】

こちらは、よく見かける普通の自動販売機。

しかし、生茶の見本のボトルをよく見てみると、

ボトルの穴の向こうに、小型カメラがありました。

これが防犯カメラの役割を果たしているといいます。

これはキリンビバレッジが、西新井警察署より防犯カメラの設置台数を増やすため相談を受け、小型カメラの開発に至ったといいます。

その名も「みまもり自動販売機」。

この生茶防犯カメラの大きなメリットは、設置する高さ。

高い位置に設置された従来のカメラでは、顔が認識できないことが多いという問題が。

そこで、ボトルの高さにカメラを置くことで、顔をより鮮明に撮影することが可能になったのです。

さらに「生茶」であることにも理由がありました。

生茶は定番商品のため入れ替えが少なく、防犯カメラを再設置する必要がほぼありません。

その上、ボトルが透明な水や炭酸飲料などの容器だと、中のカメラが見えてしまい、お客さんに威圧感を与えてしまうのです。

現在、東京都足立区には、22台のみまもり自動販売機を設置しており、今後も順次増設していくということです。

キリン 生茶 525mlPET×24本

キリン 生茶 525mlPET×24本

  • 出版社/メーカー: キリンビバレッジ
  • 発売日: 2019/03/05
  • メディア: 食品&飲料