小学校の修学旅行廃止はアリ?ナシ?という話:ノンストップ!【2019/06/14】

6歳の娘さんがいる、ある父親の投稿が話題になっています。

ある小学校で子育てや介護をしている教員が泊まりで修学旅行に同行できないことで、若手や独身の教員に負担が集中。

そのため、学校は修学旅行の廃止を検討することにしたのだという。

これを受けたネットの反応は?

賛成派

・修学旅行の教育的意義って何なのでしょう?それが中止になっても他の行事や授業で学習することができるなら無理にやる必要はないのかなあ?と感じます。

・修学旅行費用を払うのがきついという親御さんもいるんではないかしら。

反対派

・ただ楽しかっただけ、思い出に残っただけの学校行事があったっていいんじゃないかな。

・格差社会でろくに旅行を経験できない子も少なくない。修学旅行が唯一の機会かもしれないんだ。奪ってほしくない。

などの声があがっている。

修学旅行の歴史は古く、日本修学旅行協会によると、1886年に修学旅行が始まったとされている。

文部科学省の小学校学習指導要領「遠足・集団宿泊的行事」の中では、

集団宿泊活動など普段と異なる生活環境の中で体験を積むこと

と規定。

文科省の担当者によると、

日帰りの遠足でも可とされているが、基本的には集団宿泊活動をこなす必要がある

としている。

2016年に行われたベネッセ教育総合研究所の調査によると、

全国公立小学校の校長および教員3926名に聞いたところ、
約46%の人が小学校の校外での宿泊を伴う行事をやっていないと回答。

とのことでした。