青森県むつ市の田名部中学校で、
今月(2019年6月)18日、ある事故が起きました。
体育の授業で走り高跳びをした際、男子生徒が右手首を骨折。
(↓走り高跳びのイメージ)
さらにその3日後にも、別の男子生徒が左手首の骨にヒビがはいる怪我をしました。
その原因として考えられるのが、
着地点に敷かれていた、体操などで用いられる厚さ約5cmのマット。
(↓5cmマットのイメージ)
この授業では、他にも複数の生徒がお尻を打ったり足の筋を痛めるなどしていたため、保護者から危険性を指摘する相談も寄せられていました。
しかし、それ以降も厚みのあるソフトマットを使わず授業が行われていました。
(↓ソフトマットのイメージ)
いったいなぜなのでしょうか?
田名部中学校の校長によると、
足から着地する『はさみ跳び』を練習していて、厚いものだとバランスを崩すと思い、5cmのものを使っていた。
とのこと。
日本陸上競技連盟競技規則によると、
マットの高さは70cm以上にすべき
と明記されています。
しかし、青森県教育委員会によると、
授業のマットの厚さは、跳ぶ高さに個人差があるため基準はない
とのことでした。
(↓ はさみ跳びの例)
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