出前でラーメンを頼むと、器にラップがピッタリと張られています。
しかし、一般の人が同じようにやってみるも、なかなかうまく脹れません。
特殊な機械や、職人技があるのでしょうか?
ラーメン店の中に入ってみると、使っていたカッターは普通で、一般の人がやってもピッタリと張れました。
では、何が違うのでしょうか?
ラップにその秘密がありました。
実は、業務用と家庭用のラップとでは、素材が違うのです。
それぞれを器に張って、中央を指で押してみます。
家庭用ラップの場合、破れてしまいました。
一方、業務用ラップの場合、器の底まで伸びきりました。
リケン業務用ラップ 30cm×500m VS-300 (1本)
- 出版社/メーカー: エムテートリマツ
- メディア: ホーム&キッチン
実は、業務用ラップは最大で8倍の伸び率があります。
それに伴って、くっつきやすいのです。
ラーメン屋の出前では、器が傾いてもスープがこぼれないように、業務用ラップを使っています。
一方、家庭用ラップは、臭い漏れや酸化を防ぐため、保存に適しています。