マンホールが進化している!という話:所さんの目がテン!【2019/07/14】

マンホールが進化しているそうです。

↓こちらは、旧型のマンホール。

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下水管の水が一杯になり、マンホールに下から圧力がかかると、

旧型のマンホールでは、安全のためフタが飛ばないようになっているものの、

重さ40kgの鉄フタがものすごい勢いで跳ね上がりました。

ここから出てくる水は濁っているので、穴が開いているかわからなくなり、

転落する危険性も出てきます。

次に、去年(2018年)改正されたJIS規格で作られた、↓新しいマンホール。

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上から見たところ、旧型と比べて、見た目はあまり変わりません。

先ほどと同じように、マンホールに圧力がかかると、

空気を徐々に逃すために、マンホールが1cmくらい浮き上がり、カタカタと音が鳴ります。

次に、水が5mほど吹き上がりました。

その後は、水が少しずつ出続けていましたが、最後までフタは外れませんでした。

どうして新型は、フタが外れなかったのでしょうか?

旧型のマンホールは、下からの圧力をフタの重さだけで押さえていましたが、

新型のマンホールには、ツメがあり、フタの枠に引っかかるので、下から圧力がかかっても、フタが外れずひっくり返らなかったのです。

マンホールカード コレクション 2 第5弾~第8弾

マンホールカード コレクション 2 第5弾~第8弾

  • 作者: 下水道広報プラットホーム(GKP)
  • 出版社/メーカー: スモール出版
  • 発売日: 2018/11/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)