「土曜日」と「土用の丑の日」の「どよう」には、どのような違いがあるのでしょうか?
「土曜」は、みなさんもご存知の、1週間を7日に分ける七曜で、古代中国の考え方からとって「土曜」と呼ばれるようになりました。
一方「土用」は、「土旺用事(どおうようじ)」を略した言葉。
その意味は、新しい命を育て、古い命が返っていく、土の気が、最も旺盛に、働く期間のことを表している。
それが転じて現在は、古い季節が終わり新しい季節に変わる、年に4回ある「季節の変わり目」のことを「土用」と呼んでいるのです。
そして、毎年、春から夏に変わるこのときの土用は、7月末〜8月初めのこと。
今年(2019年)でいうと、
7月20日から8月7日までの19日間が土用の期間なのです。
さらに、1年間の365日には、1日毎に十二支が割り当てられていて、
土用の丑の日とは、土用の期間にある丑の日。
つまり、ここでは、7月27日が土用の丑の日にあたるのです。