国境に設置されたピンクのシーソーの話:あさチャン!【2019/08/01】

楽しそうにピンク色のシーソーで遊ぶ人たち。

しかし、よく見てみると、シーソーの相手はフェンスを挟んだ向こう側にいます。

実は、このシーソーは、アメリカとメキシコの国境の壁の隙間に30分間だけ設置されました。

設置したのは、アメリカ・カリフォルニア大学のロナルド・ラエル教授です。

メキシコ側の都市、シウダー・フアレスの住民の協力を得て3台のシーソーを設置しました。

アメリカのトランプ大統領が国境の壁にこだわるなか、

アメリカとメキシコの架け橋として、象徴的な存在となっています。

これを両国の国境警備隊は見てみぬフリをしたといいます。

設置したラエル教授は、「ここで大人も子どもも遊んでほしい」と語っています。

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