日本一落差のある滝はどこ?という話がありました。
日本一落差があるといわれるのは、和歌山県那智勝浦町にある「那智の滝」。
その落差は133メートル。
しかし、これに物言いが・・・。
それは「日本の滝100選」の選定委員も務めた 滝のスペシャリスト 永瀬嘉平さん。
永瀬さんによると、滝には、
滝壺まで、まっすぐ水が落ちる「直瀑」と、階段状に水が落ちる「段瀑」があるといいます。
では、段瀑も含めた日本一落差がある滝はどこにあるのでしょうか?
それは、富山県立山町にある「称名滝」。
立山連峰を源流とする称名滝は4段に分かれた段瀑で、水煙をあげながら落ちるその落差は圧巻の約350メートル。
そして、ここでまた永瀬さんから物言いが・・・。
さらに、期間限定で現れる日本一の落差を誇る幻の滝があるといいます。
先ほど見た、称名滝の隣に、4月から7月の雪解けの時期にだけ出現する、
期間限定「ハンノキ滝」。
その落差は約500メートル。
期間限定も含めた滝の落差ランキング第1位は、富山県のハンノキ滝でした。