青森県 松風塾高校の科学コミュニケーション部の学生たちがおもしろい科学実験をしていました。
それは、生卵と水を使った光の屈折の実験。
まず、生卵をロウソクであぶります。
そして、外側を全部真っ黒にします。
これを水槽に入れてみると・・・、
なんと銀色になりました。
その秘密は、光の全反射にありました。
卵の表面に付いている黒いものは「スス」。
ススは水をはじく性質があります。
人間がものを見るとき、光がものに当たって反射した一部の波長の光を目で感知し、色を認識しています。
しかし、このススのついた卵を水の中に入れると、
卵と水の間に空気の層ができ、
その表面で、ある角度から入ってくる光が全反射します。
それが目に入って、メタリックに光り輝いて見えるのです。
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