奈良県葛城市にある當麻寺(たいまでら)。
多くの観光客を迎えるこの門で、ある問題が起きていました。
ここにある仁王像は葛城市の指定文化財。
その仁王像の近くに、「ミツバチがいますお気をつけてお通りください」と張り紙がしてあります。
仁王像の顔の周りを見ると「ミツバチ」が飛んでいて、口の中と外を出入りしています。
その様子が、↓こちら。
開いた口の部分からハチが入り込み、頭部の中にミツバチの巣が作られているといいます。
そのため、像を解体して巣を取り出すことができれば、一番の解決方法ですが、それには多額の費用がかかるということです。
これまでに、ハチの駆除業者に依頼するも、強力な殺虫剤などは像を劣化させるおそれがあるため使用できず、現在八方塞がりの状態にあるといいます。