名古屋の赤塚交差点付近には、分かりにくいせいで事故が多発する道路がありました。
4車線の道路を見ると、左から「左折」「直進」「右折」「直進」となっている。
右折レーンの右側に直進レーン、これはバスの優先レーンです。
通常、バス停は進行方向の左側にありますが、
こちらでは、バス停は道路の中央。
全国でも珍しい作りとなっているのです。
そのため、約9.2kmもの区間で、右折レーンの右側をバスが走行。
また、このレーン、時間帯によっては乗用車も走行可能になるということで、特殊な事故も度々発生しているといいます。
さらに、突然3車線が2車線になるなど、走りにくい作りになっているこの道路。
気づけば、目の前に反対車線が現れるため、逆走状態になる車もあるといいます。
そもそも、なぜバス停を中央に作ったのでしょうか?
名古屋市交通局によると、
左の車線だと左折待ちの車や路上駐車などの影響でバスの進行が遅れるため、道路の中央部に作った。
とのこと。
その結果、逆走を誘発する道路になっていますが、
千種警察署交通課によると、
事故を防ぐために、道路の舗装を色付けするなどして対応している。
ということでした。

街の達人 名古屋 便利情報地図 (でっか字 道路地図 | マップル)
- 作者: 昭文社地図編集部
- 出版社/メーカー: 昭文社
- 発売日: 2016/03/18
- メディア: 大型本