ホラ・ガセ・デマという言葉。
3つともウソという意味で似ていますが、どう違うのでしょうか?
これらを使い分けるポイントは2つ。
・(発信者が)ウソだと分かっているか
・(発信者に)悪意があるかないか
デマ
デマの語源は「でまかせ」ではなく「デマゴギー」です。
デマゴギーとは、ドイツ語の政治用語で、意図的なウソの情報や悪い宣伝という意味。
例:「あの人、○○さんをボコボコにしたらしいよ」
事実と反すると分かっていながら、相手の印象を悪くする情報を流す。
・発信者がウソだと分かっている
・悪意がある
ガセ
ガセの語源は「お騒がせ」。
例:「あの人の年収って、○○万円らしいよ」
ウソかどうか分からないウワサ話で、周りを騒がせている様子。
・発信者がウソだと分かっていない
・悪意がない
ホラ
ホラの語源は「ホラ貝」。
ホラ貝は吹くとすごく大きな音がする。
見た目以上に大きな音を出す。
大げさなことを言うという意味で、「ホラ吹き」という言葉もある。
例:エイプリルフールに、自分のブログで「ゴルフ場で倒れて入院しました」と冗談を書く。
・発信者がウソだと分かっている
・悪意がない