道路標識の橋の名前がわかりずらい?という話:池上彰と考える私たちの日本【2019/09/28】

街中の道路標識の表示が変わってきているそうです。

標識をよく見ると、ローマ字だったのが英語に変わっている部分がありました。

例えば、業平橋(なりひらばし)。

以前までは、【 Narihirabashi 】だったのが、【 Narihira Brdg. 】となっている。

訪日外国人にわかりやすく、こうなっているそうです。

日本語の発音をそのまま表したローマ字は、外国人には意味が通じません。

そこで、東京オリンピックの開催が決まった2013年頃から全国の自治体で書き換えが進められてきたのです。

中には、ちょっと不思議な標識がありました。

それが、↓こちら。

飯田橋【 Iidabashi 】

神田橋【 Kanda Bridge 】

二重橋【 Nijyubashi Bridge 】

永代橋【 Eitai Bridge】

このように4つの橋がありますが、よく見るとそれぞれ橋の表示が違います。

これはなぜでしょうか?

飯田橋は、地名なので【Iidabashi】

神田橋や永代橋は、橋なので【 Kanda Bridge 】

二重橋は橋だけど、外国人に【Nijyu Bridge】と尋ねられてもわかりにくいため、橋という意味がダブリますが、あえて【 Nijyubashi Bridge 】としている。

眠れないほど面白い「道路」の不思議―――路線、地図、渋滞、取締り・・・・・・

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