「お」や「ご」がつく言葉の違い:この差って何ですか?【2019/10/01】

「お名前」と「ご氏名」や「お友達」と「ご友人」など、

同じ意味なのに「」や「」がつく言葉があります。

その違いはなんでしょうか?

この「」と「」の使い分けには、明確なルールがありました。

実は、「お」と「ご」の後に続く言葉が音読み訓読みかで使い分けている。

「お」も「ご」も、漢字で書くと「」となる。

日本語の基本的なルールとして、1つの言葉の中に音読みと訓読みが混じることはない。

そのため、

お + 訓読みの言葉

ご + 音読みの言葉

となる。

お友達という言葉は、訓読みなので、「」がつく

ご友人という言葉は、音読みなので、「」がつく

なかには例外もありますが、このルールに沿って使い分ければ間違うことはほとんどないそうです。

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