「お名前」と「ご氏名」や「お友達」と「ご友人」など、
同じ意味なのに「お」や「ご」がつく言葉があります。
その違いはなんでしょうか?
この「お」と「ご」の使い分けには、明確なルールがありました。
実は、「お」と「ご」の後に続く言葉が音読みか訓読みかで使い分けている。
「お」も「ご」も、漢字で書くと「御」となる。
日本語の基本的なルールとして、1つの言葉の中に音読みと訓読みが混じることはない。
そのため、
お + 訓読みの言葉
ご + 音読みの言葉
となる。
お友達という言葉は、訓読みなので、「お」がつく
ご友人という言葉は、音読みなので、「ご」がつく
なかには例外もありますが、このルールに沿って使い分ければ間違うことはほとんどないそうです。

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- 出版社/メーカー: 宝島社
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