牛をシマウマみたいにしたらハエが減ったという話:めざましテレビ【2019/10/11】

シマ模様の↓こちらの動物、実はシマウマではなく「」です。

愛知県農業総合試験場の方によると、

牛をシマウマのようなシマシマ柄にすることによって、吸血昆虫が牛に寄りつきにくくなる。

とのこと。

2014年にイギリスの科学誌ネイチャーが、シマウマのシマ模様にはサシバエを寄せ付けない効果があるとの論文を掲載。

そこで、シマ模様は牛でも効果があるのでは?と実験を行いました。

実験の方法は、人間の顔のペインティングにも使われる体への影響がないという白いスプレーを使い黒毛和牛をシマ模様にした「シマ牛」とそのままの状態の牛に、サシバエやアブなどの虫がとまるか観測するというもの。

複数回観察したところ、

通常の牛にサシバエが平均128匹とまっていたのに対して、

シマ模様の牛にサシバエが平均56匹と半減したといいます。

なぜサシバエがとまりにくくなるのか、詳しいことはわかっていませんが、

シマ模様に目の錯覚を起こしてとまらないのでは?と考えられています。