昨日(2019/10/14)は、「体育の日」で祝日でした。
実は、この「体育の日」は、今年で最後だったのです。
知らなかったという人も多いのではないでしょうか。
前回の東京オリンピック開会式が行われた1964年10月10日にちなんで記念日として、1966年から体育の日と定められました。
2000年からは10月の第2月曜日に変わりました。
これが、来年の2020年からは、「スポーツの日」と名前が変わります。
さらに2020年に限り、東京オリンピックの開会式の日の7月24日(金)になります。
(ややこしい〜)
2021年からは、今までの体育の日と同じように、10月の第2月曜日になります。
なぜスポーツの日に変わるのでしょうか?
「スポーツの価値」を世界の人々と分かち合おうという目的で、2018年にスポーツ議員連盟の議員立法で制定されました。
そもそも、スポーツ(Sport)の語源は、ラテン語で「気分転換、元気の回復」を意味する「deportare」。
余暇を利用した身体を使った競技・遊戯のことを指していた。
日本では、江戸時代以前の身体を動かす活動は相撲などの「祭礼行事」。
明治以降に、近代スポーツが入ってくるが、日本独自の背景として、富国強兵や「道」の精神があり、
気晴らしではなく、身体や精神をきたえる「体育」に変化を遂げていった。
それが、もともとの気晴らしの「スポーツ」に戻って見直そうという動きなのです。
ちなみに、「国民体育大会(国体)」も、2023年から「国民スポーツ大会」、略して「国スポ」に変わります。
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