ラグビー日本代表のユニフォームはフォワードとバックスで違うという話:サタデープラス【2019/10/19】

ラグビー日本代表のユニフォームは、全員同じ素材のものを着ているわけではないようです。

見た目は似ていても、バックス(BK)とフォワード(FW)では、ユニフォームの仕様が違う。

スクラムを組むフォワード、トライを決めに行くバックス、主にこの2つでユニフォームを使い分けている。

ラグビーの場合は、格闘技と球技、主に要素を2つに分けることができるが、

格闘技の要素が非常に強いのがフォワード、大きな屈強な選手達がぶつかり合うポジション。

フォワード用ユニフォームの秘密は、その「耐久性」にある。

スクラムを組む時に、引っ張られてもユニフォームが破れない。

しっかりと組めると密着度が上がる。

スクラムにすき間ができると力が逃げてしまうため、密着度を高めることによりそれを防ぐ。

カーテンや車のシートに使われている編み方をしていて、強度を高めている。

一方、トライを決めに行く点取り屋バックス用のユニフォームは?

バックスはグラウンドを駆け回る役割。

ユニフォームに必要なのは「軽量化」。

使われている素材の大半は「メッシュ」。

フォワードのユニフォームと比べても軽さが違う。

さらに、相手選手が追いかけて来ても掴みにくいように、タイトなシルエットになっていて、滑りやすい素材になっている。