ラグビー日本代表のユニフォームは、全員同じ素材のものを着ているわけではないようです。
見た目は似ていても、バックス(BK)とフォワード(FW)では、ユニフォームの仕様が違う。
スクラムを組むフォワード、トライを決めに行くバックス、主にこの2つでユニフォームを使い分けている。
ラグビーの場合は、格闘技と球技、主に要素を2つに分けることができるが、
格闘技の要素が非常に強いのがフォワード、大きな屈強な選手達がぶつかり合うポジション。
フォワード用ユニフォームの秘密は、その「耐久性」にある。
スクラムを組む時に、引っ張られてもユニフォームが破れない。
しっかりと組めると密着度が上がる。
スクラムにすき間ができると力が逃げてしまうため、密着度を高めることによりそれを防ぐ。
カーテンや車のシートに使われている編み方をしていて、強度を高めている。
一方、トライを決めに行く点取り屋バックス用のユニフォームは?
バックスはグラウンドを駆け回る役割。
ユニフォームに必要なのは「軽量化」。
使われている素材の大半は「メッシュ」。
フォワードのユニフォームと比べても軽さが違う。
さらに、相手選手が追いかけて来ても掴みにくいように、タイトなシルエットになっていて、滑りやすい素材になっている。