2018年の麺類売上げランキングを見てみると、
第1位は、マルちゃん焼きそば(3人前)。
これに似た生の中華麺類を見てみると、焼きそばに使われるのは「蒸し麺」が多いです。
これはなぜでしょうか?
ちなみに、生の中華麺は茹でると「ラーメン」に、蒸すと「焼きそば」になるといいます。
茹でた麺と蒸した麺で焼きそばを作って比べてみると、
見た目は全く変わりません。
麺内部のモチモチ感もほとんど変わりません。
しかし、麺表面の硬さが茹で麺より蒸し麺の方が硬いという結果が出ました。
これはなぜでしょうか?
茹でると表面から水が入ってくる。
蒸すと水蒸気。
水蒸気の量と水の量は全然違う。
水の量は蒸し麺の方が少ない。
そのため、表面がちゃんと焦げている。
表面のゴワッとした感じと、中のモチモチとした感じの対比。
蒸し麺が選ばれる理由は、この歯ごたえにありそうです。