OECD(経済協力開発機構)は、世界の15歳を対象にした調査で、日本の読解力が低下していることが明らかとなりました。
今回の調査は、79の国と地域を対象に行われ、日本は数学が6位、科学が5位と上位だったものの、読解力では前回の8位から15位に順位を下げました。
特に課題文から必要な情報を探し出す設問や、自由記述の形式で自分の考えが伝わるよう説明する設問などで、平均点数を下回ったといいます。
読解力低下の背景には、SNSの普及などで読み書きが短文中心になっていることや、新聞などでまとまった文章に触れる時間が減少したことなど、子どもを取り巻く言語環境の変化が要因の1つとされている。
ここで問題を1つ。
以下は、国立情報学研究所 の新井紀子 先生が 読解力調査(リーディングスキルテスト)で使用した問題。
メジャーリーグの選手のうち28%はアメリカ合衆国以外の出身の選手であるが、その出身国を見ると、ドミニカ共和国が最も多くおよそ35%である。
メジャーリーグ選手の出身国の内訳を表す図として適切なものを選びなさい。
答えはこちら!
答えは、「2番」。