海外のダイソーは100円じゃない!という話:おはよう朝日です【2019/12/10】

100円均一(税別)のお店で有名なダイソー。

しかし、海外のダイソーの価格は100円ではないそうです。

アメリカでは、約162円。

タイでは、約214円。

ブラジルでは、約215円 など。

同じ品物でも、タイやブラジルで買うと価格が倍になるということです。

最近の日本は物価が安くなってきている。

例えば、各国のディズニーランドの入園料を見ると、

東京は、7,500円。

アメリカ・カリフォルニアは、約1万4,000円。

フランスは、約1万1,300円。

香港は、約8,800円。

他にも、マクドナルドのビッグマックの価格ランキングを見ると、

1位:スイス 714円

2位:アメリカ 624円

・・・

20位:韓国 415円

・・・

26位:日本 390円

となっており、やはり日本の物価が安い。

なぜ物価が安いのか?

この背景には、まず円安がある。

2011年10月21日 1ドル=75円78銭(史上最高値)

だったのが、

2019年12月9日 1ドル=108円60銭

2011年と比べると、日本円で同じ価格でも、ドル換算では約3割引。

物価が安いもう1つの理由に、負の循環がある。

各国の賃金の推移を見ると、日本の賃金が減っていることがわかる。

賃金が上がらない、消費意欲が高まらない、物価を安くしないと売れない、賃金が上がらない・・・

という負のスパイラル。

ここから抜けられないのではないかという話がある。

日本人の給与明細 古典で読み解く物価事情 (角川ソフィア文庫)

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