地図コンテンツ等を提供する会社「株式会社ゼンリン」がある調査をしていました。
それが、○本木 VS ○本松 、地名数を対決させてみた、というもの。
東京都の六本木のように、○本木を含む地名と、
二本松市のように、○本松を含む地名だと、
どちらが多いのか?
ゼンリンの地図サービスを用いて全国を調べた結果、
「本木」は、391カ所。
「本松」は、387カ所。
(※通称町名などふくまれていない場合があります。)
(※漢数字が頭につくもののみカウント。)
「○本木」の方が僅差で多いという結果になりました。
さらに、五本木と六本木を足し合わせると、11本木といったように、
日本中の「本木」と「本松」に含まれる数字を足し合わせていくと、
「本木」は、391カ所、計3806本木
「本松」は、387カ所、計8945本松
(※通称町名などふくまれていない場合があります。)
(※漢数字が頭につくもののみカウント。)
地名の数では少なかった「本松」が5000本以上の大差をつけて快勝しています。
この差には、「地名の由来」が関係していると専門家はいいます。
1000本なくてもたくさん生えているという言い方で、千本木・千本松は存在する。1000本くらい木が生えている山はいくらでもある。松は目立った樹木であり、海岸の防砂林とか固まりとして植えられる。そういう歴史的なあるいは植生としての環境というのが差が出る要因としてある。
こうした理由から、
千本松は、栃木・那須塩原市など8カ所、
千本木は、栃木・日光市など3カ所 あった。
(※通称町名などふくまれていない場合があります。)