失踪した愛犬が「ビール缶」をキッカケに見つかった!という話:ひるおび!【2020/02/10】

3年前に失踪した愛犬と、「ビール缶」をキッカケにして再会できたと話題です。


場所は、アメリカ・アイオワ州。

マディスさんの愛犬ヘーゼルは、2017年5月、自分の庭から突然姿を消してしまった。

しかし、最近(2020年)になってマディスさんは、ソーシャルメディア上に見慣れた犬の顔を発見した。

それは、マディスさんの自宅から1600キロ以上離れたフロリダ州のあるブリュワリー(ビール醸造所)の写真だった。

「モーターワークス・ブリューイング」は地元の動物保護シェルターを助けるため、ビール缶に里親を探している犬の写真を掲載。これがインターネットで話題となっていた。

ヘーゼルはこのシェルターでデイデイと名付けられ、助けを必要としている犬として、缶に登場していたのだった。

地元紙タンパベイ・タイムズによると、ヘーゼルを保護したシェルターは、マイクロチップから飼い主を探し出そうとしたが、連絡先の情報が古く連絡が取れなかったという。

それは、ヘーゼルを見つけられなかった飼い主のマディスさんがミネソタ州に引っ越しをしていたからだった。

この缶はインターネットなどで話題となり、昼の人気テレビ番組「エレン・ディジェネレス・ショー」でも取り上げられた。

そうするうち、何千キロも先のミネソタ州にいるマディスさんのフェイスブックに突然「ビール犬」の記事と写真が出てきたのだった。

マディスさんは1月24日に、ブリュワリーの投稿に「これは私の犬です」とメールを送った。

シェルターはマディスさんに、動物病院での記録や写真といった証拠を提出するように要請。

そして、全てが揃った数日後、シェルターはヘーゼルが家に戻ると発表した。

モーターワークス・ブリューイングはこれまでにも動物関係の慈善団体と協力してきたが、ビール缶がこれほどの影響力を持ち、家族の再会に寄与できたのは初めてだという。

ちなみに、ヘーゼルが保護された場所は、失踪時の飼い主の自宅から約1850kmも離れていた。

日本でいうと、北海道から鹿児島までの距離です。