正方形のチョコレートどっちがお得?:2355【2020/02/14】

アルミに包まれたチョコレート。

ここに、その大きさの違うチョコレートが3枚ある。


大きいもの、中くらいのもの、小さいもの。

これらは3つとも「正方形」で、厚さはどれも同じ。

まず、この3枚のチョコを大きいチョコと残りの2枚という2つのグループに分ける。

ここからが問題。

その2つに分けたチョコ、どちらか片方だけ食べていいと言われたらどちらを選ぶ?

当然、量が多い方がよい。

でも、見ただけでは、どちらの方が量が多いかわからない。

しかし、実は、重さや長さをはからなくても机の上に「ある置き方」をするだけで、どちらの方が量が多いか、正確に知ることができる。

いったいどうすればよいのか?

ここでは、「ピタゴラスの定理(※もしくは、三平方の定理)」を使う。

直角三角形のそれぞれの辺を「a」「b」「c」とすると、

aの自乗とbの自乗を足すと、cの自乗になる という定理。

この定理の意味を考えるとこうなる。

各辺を1辺とする正方形をかくと、1番大きな正方形の面積は、残り2つの面積を合わせたものと同じになる。

この3つのチョコでも、中くらいのチョコと小さいチョコを直角に並べた時、

もし、大きいチョコがここ(斜辺)にピッタリハマれば、ピタゴラスの定理により、大きいチョコと残り2つの合計は同じということになる。

しかし、大きいチョコを置いてみると、少しはみ出しているのがわかった。

つまり、大きいチョコ1枚は、残りの2枚を足したものより量が多いということになる。

このように、数学の定理を使うと並べるだけで物の大きさが比較できたりする。