クレヨンの素材というのは、基本的にはロウみたいな樹脂と色の顔料。
そのクレヨンの「赤色」と「茶色」の2つをくっつけたものを、
尖らせた鉛筆に乗せてバランスをとってみる。
この状態で、クレヨンに磁石を近づけると、どうなるでしょうか?
磁石のN極でもS極でも近づけると、くっついてきました。
これはなぜでしょうか?
赤や茶系のクレヨンには、鉄分が含まれていることがあるのです。
次は、鉛筆の上にキュウリをバランスよく乗せてみる。
この状態で、キュウリに磁石を近づけると、どうなるでしょうか?
磁石を近づけると、キュウリが離れていきました。
これはなぜでしょうか?
水は磁石が近づくと逆方向に力を発生させる「反磁性」という性質がある。
キュウリは水分をたくさん含んでいるので、逃げていくのです。