太平洋と東京湾に囲まれ、県境は全て川という「千葉県」。
SNS上では、千葉県は本州と陸続きではないという説が浮上した。
これは本当なのか?
東京湾からスタート。
旧江戸川をのぼっていく。
東京23区で唯一の妙見島の横を通る。
篠崎水門の横には閘門(こうもん)があり、水位が違う2つの川を船が通れる。
江戸川と合流。
河原番外地という東京都と千葉県どちらにも属さず国土交通省が管理している場所がある。
関宿の水門の閘門を通る。
利根川と合流。
利根川をずっと下ると、銚子大橋がある。
太平洋に出る。
見たところ、千葉県は川と海で囲まれて本州と陸続きではなかった。
では、学術的にも千葉県は島なのか?
地理の権威である 山崎晴雄 先生によると、
千葉県は12万年前は、完全な島だった。自然の海や川で囲まれている所が島。しかし、千葉の場合には、一部人工的な水路が掘られているので島ではない。
とのこと。
江戸川・利根川はともに、一部人工的に造られている。
しかも、千葉県は全ての県境が川ではなく、飛び地になっている箇所がいくつもある。