気温が30度を超える地域もあるなか、人々を苦しめているのが「マスク」。
感染症防止に欠かせないマスクの存在。
皇居前ではマスクを着用したままジョギングを行っている人を見かける。
マスクを着用するとどれだけ熱がこもるのか?
温度が測定できるサーモカメラで撮影してみると、
呼吸をしているタイミングで、マスクの中が赤くなりました。
マスクを着けていない時と比べるとこんな感じ。
マスクを着けていると熱がこもってしまうため、息をするたびに口元の温度が上昇している。
そして、今多くの人が危惧しているのが、いわゆる「マスク熱中症」。
本来人間は、呼吸とともに熱を放出し体温を下げている。
ところが、顔の多くの部分をマスクで覆うことにより、じゅうぶんに熱を放出できず体内に熱がこもってしまう。
さらに、マスクのせいでじゅうぶんな水分補給ができない可能性もあるという。
温度26.0度、湿度58.6%の部屋で、マスクの内側の温度と湿度を測ってみると、
温度が29.4度、湿度が92.7%と、マスクの中は、かなり高温多湿になっていた。
その結果、口の周りは潤うが、喉の渇きに気づきにくくなっている。