新型コロナウイルスで、自粛生活の支えとなっているのが、
多くの飲食店が導入している「テイクアウト」のサービス。
苦しい経営の中、何とかしたいという思いで始めた店もあるという。
このテイクアウト、今後、提供する店側も、購入する客側も「食中毒」に細心の注意が必要となる。
細菌性の食中毒は、夏場5月から暖かくなって湿度も上がってくる時期に増えてくる。
去年(2019年)の細菌性食中毒の月ごとの患者数を見ると、
今の時期(5月頃)から8月にかけて患者数が増加傾向にあることがわかる。
菌は目に見えないので、どれくらい汚染されているのか分からないので怖い。
お店側としては、
・30分毎に新しい弁当に入れ替える。
・傷みやすい生ものは提供しない。
・日が当たる所に商品を置かない。
などの対策をしている所もあった。
食品衛生に詳しい専門家によると、
売る側の注意は、
調理が終わったあと、底の薄い容器に小分けして、できるだけ早く冷却して冷蔵保存しておくことが大事。温かいものはずっと熱いままにしておいて購入されるお客さんの前で盛り付ける。
買う側の注意は、
気をつけるのは、購入してから食べるまでの時間。買ったらできるだけ早く食べる。長くても2時間が目安。どうしてもすぐに食べられない場合は、電子レンジで加熱することが有効です。