こちらは、つい数日前までネットに存在していた、2つの神戸市のホームページ。
名前と市章、そしてメニュー欄、新型コロナウイルスに関するお知らせ部分もそっくりに作られている。
右側が本物で、左側が偽物のサイトです。
今、自治体や企業などのホームページの偽サイトが相次いで見つかっている。
政府によると、
インターネット上で日本の公的機関や企業などをまねた多数のHPが確認されており、HPのアドレスの末尾に見慣れない国名が表示されている場合には安易にアクセスせずに本物のサイトのアドレスを確認していただきたいと思います。
と、注意を呼びかけている。
神戸市以外にも、厚生労働省、横浜市、札幌市なども偽サイトがあったという。
その数は、実に1000件以上。
見た目がそっくりな2つのサイト。
ホームページのURLを見ると、本物の神戸市のサイトには「jp」と書かれているが、偽サイトには「tk」と書かれていた。
このように、偽サイトの多くは海外の無料のドメインが使われていることも多い。
ちなみに「tk」は、南太平洋のトラケウ諸島に割り当てられたドメインだという。
現状、これらのサイトによる被害は確認されていないというが、メールアドレスなどを入力すると、詐欺メールなどが送られてくる可能性もあるので注意が必要。