新型コロナウイルス(COVID-19)が流行するなか、
2020年3月中旬の世界各国のマスク着用率を見てみると・・・、
日本は62%、中国は83%、タイは71%に対して、
アメリカは5%、イギリスは1%、ドイツは1%と、欧米では低かった。
アジアと欧米で、なぜこんなに差が生まれたのか?
心理学の専門家、中央大学の山口真美先生によると、
日本人は感情を読み取るときに、目元に注目するのに対して、
欧米人が感情を読み取るときは、口元に注目するという違いがある。
こうした違いから、私たち日本人は、目元を隠されるサングラスは気味が悪い。何を感じているか分からない、という印象を抱くのですが、
一方で欧米人は、口元を隠すマスクをすることによって、この人、何を感じているかわからない、気持ち悪いという感情を抱いて、マスクを使うことに抵抗感を感じることがあると思います。
とのこと。
実は、メールなどで使われる顔文字にも違いがありました。
( ※ 欧米の顔文字は向きを回転しています)
目元で感情を表現する日本人に対し、
欧米は、口元で感情を表すことが多い。
欧米では、コロナ感染者の急増に伴いマスクをする人が増えていったが、いまだに抵抗感があるようです。