コロナ自粛が続いたなか、「ドケルバン病」という病気の方が増えているそうです。
ドケルバン病
ドケルバン病(狭窄性腱鞘炎)とは?
親指のつけ根の腱鞘炎(けんしょうえん)で、
親指を動かした時に痛むというもの。
一般的には女性に多く見られ、妊娠・出産期や、更年期のなど、女性ホルモンのバランスが悪くなり「腱」がもろくなって発症することが多い。
また、職業病とも言われていて、料理人・美容師やゴルフプレーヤー、テニスプレイヤーなどの「手首」や「指」を使う人にも多い。
この他にも、コロナでの外出自粛により、
・スマホやパソコンの使用
・料理の頻度
・裁縫など指を使う時間
などが増えることによって、ドケルバン病の患者が増えている。
一度かかると治りずづらく、最悪手術になることもある。
チェック方法
ドケルバン病のチェック方法は?
1:親指を上にして腕を伸ばす
2:親指を内側に入れてこぶしをにぎる
3:【2】の状態で、手首を曲げて小指側に倒す
この時、痛いと感じたら、安静にしたり、湿布を貼ったりする。
もし、寝ていても痛みで起きてしまうという人や、
コップを持っただけで痛いという人は、すぐに病院へ行った方がよい。
予防法
ドケルバン病を予防するには、
親指の付け根あたりを1回10秒、1日3回マッサージするとよい。