日本のキスの歴史!江戸時代の恋愛ハウツー本は意外と大胆だった!という話:関ジャニ∞クロニクルF【2020/06/15】

日本の文献の中で、一番古くに「キス」が登場するのは、「平安時代」。

当時の書物には、「口吸い」という表現で、キスが描かれていた。

そののち、天下統一を成し遂げた戦国武将の豊臣秀吉は、大のキス魔としても知られている。

その「口吸い」好きは、

息子に宛てた手紙に、

先日は、見送ってくれて満足です。しかしながら人が多くて、思いのままに口吸いができなかったのが残念で忘れられません。

と書くほど。

日本で、キスの文化が本格的に花開いたのは、「江戸時代」。

このころになると、庶民の間でも、キスが一般的に普及し、

口吸い、舌吸い、口寄せ、口合わせ、口ねぶり

など、様々な表現でキスが親しまれるようになった。

そんな江戸時代におけるキスは、意外と大胆。

江戸時代の恋愛指南書、恋愛ハウツー本だった「好色旅枕(こうしょくたびまくら)【1695年】」では、

キスの作法について、

寝室にいるとき、まず女に優しくまとわりついて、好色の心地よい物語を話し、ムードを高めてから口を吸うべし。

とある。

ところで・・・、

なぜ、日本人は欧米のように、カジュアルにキスをしないのか?

その理由は、衣服にあったようです。

海外の洋服は、コルセットを外したり、ボタンを外したり、シャツを脱いだり、キスをしながら裸になるまでに時間がかかる。

一方、日本は着物。和装の場合、帯をほどけばすぐ裸。

この時間差から日本人は、【キス=裸】でするもの という認識になり、

欧米ほどカジュアルにするものではなはくなったのだそうです。