フランス人は九九の中で、5x5までを覚えておけば、全部の九九の計算ができるそうです。
実際に、計算の仕方を見てみると、ペンを置いて、両手の指を使って数えていました。
いったいどのように計算をしているのか?
まずは、指の数え方を見てみる。
1・2・3・4・5 と 指を折り、6・7・8・9 は小指から指を立てる。
試しに、8 x 7 をやってみる。
指は、以下のような形になり、
10の位は、両手の伸ばした指を数える。
ここでは、3+2=5となる。
1の位は、折っている指をかけ算する。
ここでは、2x3=6となる。
10の位が5で、合わせて56になる。
このフランス式指算は、5x6以上の九九に全て対応。農民の間で受け継がれてきた。
ちなみに、この指算を方程式で表すと以下の通り。