切っても切っても元通りの生物!プラナリアの話:トリニクって何の肉!?【2020/06/16】

プラナリア」は、医学的にも注目されている生物。

プラナリア

小学生の自由研究で、このプラナリアを切るというものがある。

そのやり方は?

まず、氷を張ったトレイにろ紙をのせる。

ろ紙をのせる

スポイトでプラナリアを取り出して、ろ紙の上にのせる。

スポイトでプラナリアを取り出す

冷やすと、動きが鈍くなり、切りやすくなる。

このつぶらな瞳がかわいいプラナリアを3等分に切る。

プラナリアを3等分に切る

頭・胴体・尻尾の3つ。

頭、胴体、尻尾

それから10日後・・・。

プラナリアの入れ物

もともとは1匹だったプラナリアが3匹に。

元の大きさに戻る

しかも切る前の大きさと同じ。

3等分した胴体の部分の変化を見てみると、

5日目、少しずつ大きくなって、8日目、尻尾も顔も生えてきて、顔にはうっすら目が。10日目にはすっかり元どおり。

このように、プラナリアは小さく切り離しても、それぞれが元に戻る。

その後、さらに3等分し続けると・・・、

増えたプラナリア

81匹になった。

実は、プラナリアには、人間と同じように脳があり、驚くべきことに、分裂する前の記憶が残っている

例えば、「ステーキはおいしい」という記憶があった場合、その記憶もなくならずに、分裂したそれぞれに残る。

しかし、残念なことに、プラナリアは25℃以上の水に入れると、溶けてなくなってしまう