安息角が違う!ゴマと塩の山の話:2355【2020/06/19】

ここに、2枚の透明な板で薄い層が作られている入れ物がある。


真ん中辺りからじょうごを使って塩を入れると、キレイな山ができた。

次は、じょうごを端に置いてやってみる。

今度は、キレイな直角三角形ができた。

実はこの角度、先ほどの山型と重ねると、ピッタリ同じ角度。

この角度を「安息角」といって、物質や粒の大きさによって決まっている。

この塩の安息角をテープを使って記録しておく。

次に、この安息角、ゴマだとどうなるのか?

ゴマの方が少しだけ安息角が大きかった。

次に、このゴマを塩が入った容器に入れる。

そして、スプーンでよくかき混ぜる。

このゴマと塩を混ぜたものを入れると、どうなるのか?

安息角が違う2つの物体を混ぜて入れるということ。

ゴマと塩が分かれて、互い違いに溜まっていく。

ゴマの層と塩の層が順番にできている。

シマシマになった。

安息角の違いがこのようにでる。

ちなみにこれは、市販のゴマシオではできない。

自分で、ゴマと食塩を混ぜてやる必要がある。