ここに、2枚の透明な板で薄い層が作られている入れ物がある。
真ん中辺りからじょうごを使って塩を入れると、キレイな山ができた。
次は、じょうごを端に置いてやってみる。
今度は、キレイな直角三角形ができた。
実はこの角度、先ほどの山型と重ねると、ピッタリ同じ角度。
この角度を「安息角」といって、物質や粒の大きさによって決まっている。
この塩の安息角をテープを使って記録しておく。
次に、この安息角、ゴマだとどうなるのか?
ゴマの方が少しだけ安息角が大きかった。
次に、このゴマを塩が入った容器に入れる。
そして、スプーンでよくかき混ぜる。
このゴマと塩を混ぜたものを入れると、どうなるのか?
安息角が違う2つの物体を混ぜて入れるということ。
ゴマと塩が分かれて、互い違いに溜まっていく。
ゴマの層と塩の層が順番にできている。
シマシマになった。
安息角の違いがこのようにでる。
ちなみにこれは、市販のゴマシオではできない。
自分で、ゴマと食塩を混ぜてやる必要がある。