腕につけるだけで体温を計れる!「HESTA smart band」の話:グッとラック!【2020/06/25】

コロナ禍で、生活様式も変わっていくなか、大事なのが「検温」。

しかし、学校や会社など多くの人が集まる出入り口で、1人ずつ検温するとなると時間がかかるうえ、その体温を管理するのも大変。

そんな悩みを解消する検温方法が新たに開発された。

すでに、小学校や大学への導入も決定しているという。

その検温方法を開発したのが、「株式会社 大倉」。

この会社では、毎朝、全社員の体温を測定しているが、会社の入り口では、検温している様子がない。

会社の玄関

ところが、社員の腕を見てみると、全員腕時計のようなオレンジのバンドをしている。

HESTA smart band

これが、自動体温計。

その名も、「HESTA smart band(へスタ スマート バンド)」。

これを手首につけるだけで、検温ができる。

目的地となる学校や会社などの建物から100メートル以内の距離に近づくと、自動的に検温がスタートする。

体温計測

測った体温が表示されるのは、タブレット端末。

タブレット

体温データは、名前や性別などとともに自動的に集約される。

体温リスト

設定された37度3分を超えると赤く表示される。

発熱

10秒に1回体温を計測しているので、常に最新の体温がデータとしてあがってくる。

つまり、会社や学校で全員がこれを身につけておけば、常に体温が管理できるので、誰かが突然発熱しても、すぐにそれが分かるという仕組みとなる。